蓄電池の設置の流れと費用について解説!
蓄電池を設置・導入するにあたっては、その流れを知っておくと非常にスムーズです。このページでは蓄電池を設置する流れや費用について解説・紹介していきますので、蓄電池の導入を検討されている方は一度チェックしておいて下さい。
蓄電池の設置の流れについて
事前の現場調査
蓄電池を設置する前には、設置場所の確認や設置基準を満たしているかなども含めた現地確認を施工業者立会のもと行います。屋内であれば床面が本体の重量に耐えられるかどうか、屋外であれば直射日光や建屋との距離などさまざまな状況・条件をチェックします。配線経路の確認なども行っておきましょう。
基礎工事
蓄電池本体はただ置いて終わり、というわけにもいきませんので、コンクリート基礎を打って安定した設置場所・土台を作っておきます。基礎を打つにあたっては地面を固めて傾きがでないようにする必要もあります。浸水や水没を防ぐために十分な高さも必要であり、コンクリート基礎が固まるまで1日から2日程度の期間は必要になります。
蓄電池と周辺機器の取り付け
コンクリート基礎がしっかりと固まってからは、蓄電池本体の取り付け工事を行います。納品された蓄電池を組み立てたうえでアンカーボルトなどによって基礎に固定していきます。蓄電池は重量が大きいため複数人で持ち運びをすることになります。屋内設置の場合でも倒れたりする恐れがないよう、壁面へのボルト固定などを行います。
配線工事
蓄電池本体の取り付けができたら、配線工事を行います。基本としては蓄電池の本体から蓄電池用ノパワコン、住宅分電盤、特定負荷分電盤へとそれぞれ繋いでいきます。ものによっては蓄電池とパワコンの間にコンバータという機械を挟む場合もあります。また、HEMSなどのシステムを使用している場合などには、LANケーブルやWi-Fiなどのネットワーク接続も行います。
蓄電池の設定と最終確認
本体の設置や配線が完了したら、機械の設定と最終確認を行います。蓄電池は充電・放電のモードがありますので、それぞれの設定をしっかりと行っていきます。どのモードで運用するのか、蓄電池の最低残量はどの水準にするのか、停電時に電力をどう使うのかなどの設定を行い、平常運転時と緊急時の挙動を決めていきます。
蓄電池の設置費用
蓄電池の製品費用
蓄電池の製品費用は基本的に容量によって変わります。例えば2019年において寿命が10年のものは1kWhあたり9万円程度でした。これは容量が7kWhであれば約63万円、9.8kWhの容量のものであれば約88万円という計算になります。寿命が15年のものであれば単価が少し上がって1kWhあたり13.5万円程度となっており、容量が7kWhであれば約95万円、9.8kWhであれば約132万円となります。トレンドとして価格は年々下落傾向にあることから、数年後にはもっと入手しやすい価格水準に下がっている可能性があります。また、自治体によっては導入時に補助金を支給していることもありますので、お住まいの自治体に問い合わせるか、ホームページを確認しておくことをオススメします。
蓄電池の工事費用
蓄電池の設置に関しては本体の設置・取り付けにかかる費用と配線などの電気工事にかかる費用と大きく2つがあります。容量がそんなに大きくない家庭用のものであればばらつきなく概ね20万円~30万円程度であると言われていますが、大きなものになるとここから上振れてくることになるでしょう。つまりそれほど容量が大きくない蓄電池を導入するとしても、設置費を含むと80万円~160万円程度の費用が発生することにはなりますので、蓄電池選びもふくめしっかりと検討してから購入するようにしましょう。
まとめ
ここでは蓄電池の設置に関する流れや費用について紹介しました。蓄電池の設置には災害対策や経済効率化など人によってさまざまな目的があると思いますので、蓄電池を設置した後にその目的がどう達成できるかを見据えながら進めていきましょう。また、工事の流れなども知らないままでは工事業者の言い値になってしまう可能性があります。ぜひ蓄電池設置の流れをしっかりと覚えておき、必要な部分に必要な分だけのお金をかけるようにしましょう。