太陽光発電のトラブル対策
太陽光発電のよくきくトラブル
太陽光発電の故障
パワーコンディショナー異常
太陽光パネルの寿命は長く、30年以上持つこともあります。しかし、パワーコンディショナーは、消耗品。交換の目安は10年とされています。10年以内は、多くのメーカーが保証期間のため無償交換可能です。適切なメンテナンスができていない場合は、より早く交換が必要になることも。精密機器のため、故障によるトラブルは少なくありません。パワーコンディショナーの故障の原因には、フィルターの目詰まりや経年劣化などがあります。
ホットスポットの出火
パネルの上に落ち葉や鳥の糞などが付着して影ができることがあります。陰になった部分のセルがパネル全体の電気の流れを止め、部分的に発熱してしまうことをホットスポットと言います。ホットスポットは、過熱状態になると出火の原因になりかねません。目視で確認しづらいため、サーモグラフィーで温度変化を確認するようにしてください。
悪質業者
パネルの破損や雨漏り
業者が原因で起こるトラブルに多いのが、パネルの破損や雨漏りです。施工の品質が悪い場合に発生します。パネルは金具で屋根に設置されます。金具を取り付けるためには屋根に穴を開けなければいけません。何らかのミスが発生すると雨漏りやパネルの破損が起こります。業者がきちんと対応してくれるなら問題ありませんが、施工とは関係ないと言われてしまうと、自費で修理するしかありません。事前に業者の情報を確認して、信頼できる業者に依頼しましょう。保証内容の確認も大切です。
補助金
契約する際に「補助金が出る」と言われたのに、設置後に補助金が交付されないというトラブルもあります。補助金トラブルの原因の多くは、補助金申請前に着工していて申請が受理される前に工事が終わってしまったケースや実績報告の期日までに完工できなかったケースです。中には、業者の申請忘れや申請手順ミスというケースもあります。補助金を利用する際は、補助金申請実績が豊富な業者を選びましょう。
契約金額
甘い話で高額な契約金額を請求する業者は悪徳業者です。「太陽光発電は儲かる」と言って、相場を大きく上回る設備費やシステム料を請求されることがあります。こうした悪徳業者は、契約を急がせるのが特徴のひとつ。「早く決めないと国の買取制度が終わる」などと決断を急かしてくる業者は注意してください。契約内容や見積もりを確認して、その場では決断せずに持ち帰って検討することも必要です。
近隣住民
反射光
近隣住民とのトラブルで意外と見落としがちなのが「反射光」です。太陽光パネルに太陽光が反射するため、場所によってはまぶしくなります。家庭用太陽光発電の場合は、屋根に設置するのが一般的です。高い位置のため、反射光が問題になることはあまりないでしょう。事業用の野立て設備に反射光トラブルが多いです。
草木
太陽光パネルに影ができると発電量が減ってしまいます。雲が発電量を低下させる要因になることはイメージしやすいでしょう。他にも草木が屋根の上まで覆いかぶさってしまうと発電量に影響します。家庭用太陽光発電を設置する際は、周辺の環境を考慮して設置するため、草木のトラブルはあまり発生しません。産業用設備の場合は、夏場に成長した雑草が影を落とし、発電効率を低下させる可能性があります。
落雪
家庭用太陽光発電で多いトラブルは、落雪です。太陽光パネルは太陽の向きに合わせて傾斜しているため、雪が積もると滑って落ちます。「屋根の先端とパネルの間隔をあける」「落雪防止のストッパーを設置する」といった対策が有効です。