太陽光発電が普及しない理由とは?
太陽光発電が普及しない理由
天候や災害に関するリスク
太陽光発電設備の普及が難しい理由には、災害の発生リスクや天候不良による発電効率の低下などが挙げられます。
地震や台風の多い地域では、ソーラーパネルを設置すること自体が二次災害を引き起こすリスクになりやすく、雨や雪が多い地域では天候不良による発電効率の低下が問題視されています。
近年では地すべりやがけ崩れといったトラブルにソーラーパネルが関わるリスクも懸念されているため、やむなく設置を諦めるケースがみられます。
設置可能な環境が限られている
太陽光発電設備は、適度な傾斜のある屋根や土地への設置が理想的といわれています。斜面の向きや傾斜によっては十分な発電効果が得られますが、限られた土地しかなく、周囲に家屋やビル、森林などがある環境では発電が妨げられてしまいます。
太陽光発電設備の設置場所は適度な傾斜がありつつ、周囲に影響を与えない安全な場所を選ばなければなりません。パネルの設置に適しており、さらに安全性も確保できる環境を選ぶ必要がありますが、国土面積に限りがある日本では、住宅も含めて設置可能な環境が限られるという実情があります。
初期費用や維持費が高額である
太陽光発電設備の導入から運用までには、設備の購入・業者による設置工事・設置場所の整備・稼働開始後の設備のメンテナンスがそれぞれ必要になります。
太陽光発電設備の規模にもよりますが、数十万円から数百万円までのまとまった費用がかかるため、初期費用の時点で導入を諦めてしまうケースも少なくありません。
万が一設備が故障してしまったときには、取り替えがきかないものについては新たに購入しなければなりません。そのときに発電自体も止めるのか、従来通り続けるのかを考える必要があります。
太陽光発電は今後どうなる?
太陽光発電は蓄電池と組み合わせて災害対策や電気代の節約に役立てられるほか、電気自動車とも連動させて環境にやさしい暮らしに役立てられています。
今後は自治体や法人、団体などが主体的に省エネや創エネを進めていくと考えられますが、初期費用や維持費に費用がかかることを考慮すると、一般家庭ベースでの劇的な普及は期待できないかもしれません。
太陽光発電で得られた電力は電力会社に売電し、一定の価格で買い取られますが、売電価格は年々下落しています。政府や地方自治体から受けられる補助金制度にも限度があることに注意が必要です。
自宅の屋根貸しサービス・電力販売契約モデル(PPAモデル)・住民協働の発電プロジェクトなど、従来の方法よりもスマートで利用しやすい発電設備・発電プランの登場と普及が期待されています。
太陽光発電で損をしないための注意点もチェック
太陽光発電は自費で設置から管理までを行うと相応の費用がかかります。売電価格も下落傾向にあるため、少しでも損をしないための方法をチェックしたいところです。
このサイトでは、太陽光発電設備の導入で損をしないための注意点についても解説しています。業者の選び方、メンテナンスなどいくつかの方法を取り上げていますので、導入を考えている方はぜひ以下のページも参考にしてください。