太陽光発電設備の寿命
太陽光発電設備の寿命や耐用年数はどれくらい?
太陽光発電設備の寿命は、減価償却資産の耐用年数等に関する省令(昭和四十年三月三十一日大蔵省令第十五号)によれば、「電気業用設備 その他の設備(主として金属製のもの)」に該当し、法定耐用年数は17年となっています(※)。
ただし、太陽光発電設備のうち耐久性の高い太陽光パネルなどは、実際の耐用年数は17年よりも長くなっています。パネル本体の期待寿命は25~30年程度とも考えられており、メンテナンスを行うことで17年以上まで寿命を延ばすことができます。
(https://www.tax.metro.tokyo.lg.jp/shisan/info/taiyo_nensu.html)
太陽光発電設備の寿命を伸ばすポイント
耐久性の高い設備を選ぶ
太陽光発電設備は精密機器であり屋外に設置するため、外気にさらされることによる経年劣化は避けることができません。
しかし、耐久性にすぐれた設備を選ぶことで、法定耐用年数よりも寿命を延ばせる可能性があります。具体的には、太陽電池に使用されている素材ごとの発電量を比較し、ヘテロ接合(HIT)やCIS/CIGSのように一定レベルの発電量を確保できるパネルを選びましょう。
こまめにメンテナンスを行う
太陽光発電設備は、汚れに影響を直接受けてしまうパネル自体はもちろん、パネルと接続されるパワーコンディショナーや接続箱、ケーブルといった部分もチェックすることが大切です。
設置後は安定的に稼働しているかをチェックし、定期点検で異常がないかを調べます。メーカーや販売店が行うチェックだけではなく、家庭でも異音や目詰まり、パネル本体に汚れがないかを目視して確認してください。早い段階で異常や動作不良が判明すれば、素早くメンテナンスが行えるため被害を最小限に抑えられます。
異物や影が影響しない場所を選ぶ
太陽光パネルは、枯れ葉やゴミなど不透明の物体が表面に貼り付くと発電量が低下し、長時間そのままの状態になると光が遮られた部分のセルのみが高温になる「ホットスポット」が発生します。ホットスポットはパネル劣化の原因になり、電流ストップやパネル火災を引き起こすおそれもあります。パネルを設置する際には、木などが近くになく異物が付着しにくい場所を選びましょう。
異物以外では影にも注意が必要です。影がパネルの上にかかってくると、影のない部分のインターコネクターに電流が集まって過熱が起き、部分的に焼損を起こすリスクが高まります。風によって石などの硬いものが飛んでくるとパネルが破損し耐用年数にも影響を与える可能性がありますが、意外に見落としやすい影の影響にも注意が必要です。
太陽光発電の寿命を伸ばすメンテナンスをチェック
太陽光発電設備は17年程度稼働させられますが、細かくメンテナンスや点検を重ねていけばさらに寿命を延ばせます。トラブルが小さなうちに対処しておけば、修理などにかかる費用も最小限に抑えられる可能性があります。
当サイトでは、太陽光発電設備のメンテナンスについて詳しく紹介しています。メンテナンスの必要性と費用についても、以下のページからぜひチェックしてください。